ストレスフリーな生活を目指して

コミュ障の脱サラブログ

幼少期の夢を抱いたまま就職した話

私は映画が好きで、昔から様々なジャンルの映画を見てきた。

映画好きのきっかけとなったのは、小学校低学年の時に観た『BACK TO THE FUTURE』だ。

この映画は、高校生とおじいちゃんの発明家が、タイムマシンによるトラブルに巻き込まれる、というストーリーだ。

 

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この映画を観たとき、私は発明家であるドクに憧れた。

60~70台ほどの年齢でありながら、高校生である主人公よりもお茶目ではっちゃけた魅力的な姿に、私は心惹かれた。

 

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       最初のタイムトラベル実験に挑むドク(左)とマーティ(右)

 

そんなドクを夢見て、将来は発明家になりたい、とそう考えた。

そしてその夢を叶えるべく、私は科学の道に進んだ。

 

しかし年齢を重ねるごとに、「発明家」という職業が一般的ではないことを少しずつ感じていた。

しかし、ドクへの憧れを消しきることができず、高校受験の際に、半ば強引に進路を決めた。

 

工業高等専門学校(高専)という、5年制の専門学校だ。

そこで私は、化学を専攻した。この時点で、発明家からはだいぶ道が逸れてたが、私は気付かないフリを続けた。

 

私が自身の夢から遠ざかっていることをはっきりと自覚したのは、就職活動のときだった。

2008年は就職が難しくなっていた時期だったが、幸い高専は求人率が高く、職を選ぶことがでた。

しかし、多くの求人は私が思い描いていたものではなかった。

そんな時、卒業研究の担当教諭から、大手食品会社の研究所への推薦の話をもらった。

 

私は、「研究」という言葉の響きからドクの姿をイメージし、そこへの就職を希望した。

 

 

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